志望校を決める際、大学全体のイメージや入学後の学生生活が気になる方は多いでしょう。
合格可能性だけを焦点に志望校を決めてしまった場合、入学後にギャップを感じて大学生活がつまらなくなってしまうケースもあるので要注意です。
今回は、中央大学のイメージや口コミを解説します。
身の回りに中央大学生がいない人ほど、参考にしてみてください。
中央大学のイメージ! 口コミから見る世間の評価とは?
早速、「中央大学といえば?」を表すイメージを紹介します。
TwitterなどSNSを中心にピックアップしてみるので、リアルな口コミをチェックしてみましょう!
MARCHのうちの一つ
中央大学は、首都圏の難関私立大学群を総称する「MARCH」の「C」に当たる大学です。
広範囲に名前が知れていること、ブランド力があることなどが魅力となっています。
「せっかく進学するのであれば名の知れた大学に合格したい」と考えるのであれば、MARCHのなかから志望校を決めるのもひとつの手段です!
賢い・高学歴
中央大学を高学歴と認める人が多く、合格したことに誇りを感じる投稿もありました。
なかには「中央大学はさほど高学歴ではない」という口コミもありますが、日本にある全ての大学を比較対象にするのであれば圧倒的に難関大学であることは事実です。
大学でやりたいことが決まっていないという人ほど、高学歴な中央大学に入学してハイレベルな教育を受けようとする理由もわかります。
真面目
中央大学は真面目で堅実なイメージが強く、勉強・研究活動・ボランティア・サークル活動・アルバイトなどさまざまな分野と真剣に向き合う学生が多い印象です。
落ち着いている学生が多いこと、将来を考えるきっかけが多いことなども、中央大学らしさを出す要因になっているのかもしれません。
立地があまりよくない
中央大学は有名大学のなかでは珍しく、メインキャンパスが都心から遠方にあることが特徴です。
東京都ではあるものの八王子市なので、新宿駅からでもほぼ1時間近くかかることが難点となっています。
ただし看板学部である法学部が茗荷谷キャンパスに移転すること、理工学部はこれまで通り都心の後楽園キャンパスにあることなどから、中央大学の都心回帰が期待されています。
法学部のレベルが高い
中央大学は法律学校を起源として設立されており、今でも法学部が看板学部となっています。
法学部は早慶上智に並ぶレベルだという口コミがあったり、倍率や偏差値も実際に高かったりするので、高学歴であることは間違いないでしょう。
司法試験の合格率も高く、学内でも法学部だけ少し異質な存在です。
大学イメージランキングにおいて中央大学が上位に入るものは?
2022年7月にマイナビ進学総合研究所がおこなった調査では、各項目ごとに大学の順位づけがされているのでチェックしてみましょう。
下記では、大学イメージランキングにおいて中央大学が上位に入った項目を紹介します。
中央大学がどの分野に強みがあるか知り、第一志望の大学像と合うか確認することをおすすめします。
参考:マイナビ進学総合研究所「マイナビ進学 大学認知度・イメージ調査2022 調査報告書」
「就職力が高い」第6位(関東・甲信越)
中央大学は、「就職力が高い」大学ランキング第6位に入っています。
在学生のキャリア形成を支援するための専門施設「キャリアセンター」が設置されており、学生ひとりひとりの夢の自治減を応援してくれます。
他にも下記のようなことがキャリアセンターでできるので、入学した後は積極的に活用してみましょう。
・企業情報・求人情報・企業セミナー・合同企業セミナー情報等の閲覧
・自動メール配信(求人のみ)
・進路調査票のWeb登録
・活動報告のWeb登録、閲覧
・進路決定のWeb登録
・個人面談のWeb予約申込
・キャリアセンター主催イベントのWeb申込
・インターンシップ情報の閲覧
・インターンシップ報告書の入力・閲覧
・マイページ機能、お知らせの配信等
・OB・OG名簿の閲覧
また、中央大学卒業生が財界・法曹界・政界・実業界などさまざまな分野で実績を上げているほか、スポーツ界・芸能界・芸術界などで活躍するなど多彩なキャリアを歩んでいる人がいることも、ランキングを押し上げる要因となりました。
「学べる内容が充実している」第5位(関東・甲信越)
中央大学は、「学べる内容が充実している」大学ランキングの5位に入っています。
8学部26学科13専攻の学部、7研究科の大学院、2つの専門職大学院から構成されている中央大学だからこそ多彩な学びができること、どんな分野を希望する学生でも受け入れられることなどが特徴となりました。
具体的な設置学部・学科・専修・コースは下記の通りです。
法学部法律学科法曹コース
法学部法律学科公共法務コース
法学部法律学科企業コース
法学部国際企業関係法学科
法学部政治学科公共政策コース
法学部政治学科地域創造コース
法学部政治学科国際政治コース
法学部政治学科メディア政治コース
法学部通信教育課程
経済学部経済学科経済総合クラスター
経済学部経済学科ヒューマンエコノミークラスター
経済学部経済情報システム学科企業経済クラスター
経済学部経済情報システム学科経済情報クラスター
経済学部国際経済学科貿易・国際金融クラスター
経済学部国際経済学科経済開発クラスター
経済学部公共・環境経済学科公共クラスター
経済学部公共・環境経済学科環境クラスター
商学部経営学科
商学部会計学科
商学部国際マーケティング学科
商学部金融学科
文学部人文社会学科国文学専攻
文学部人文社会学科英語文学文化専攻
文学部人文社会学科ドイツ語文学文化専攻
文学部人文社会学科フランス語文学文化専攻
文学部人文社会学科中国言語文化専攻
文学部人文社会学科日本史学専攻
文学部人文社会学科東洋史学専攻
文学部人文社会学科西洋史学専攻
文学部人文社会学科哲学専攻
文学部人文社会学科社会学専攻
文学部人文社会学科社会情報学専攻情報コミュニケーションコース
文学部人文社会学科社会情報学専攻図書館情報学コース
文学部人文社会学科教育学専攻
文学部人文社会学科心理学専攻
理工学部数学科
理工学部物理学科
理工学部都市環境学科環境クリエーターコース
理工学部都市環境学科都市プランナーコース
理工学部精密機械工学科
理工学部電気電子情報通信工学科
理工学部応用化学科
理工学部ビジネスデータサイエンス学科
理工学部情報工学科
理工学部生命科学科
理工学部人間総合理工学科
総合政策学部政策科学科
総合政策学部国際政策文化学科
国際経営学部国際経営学科
国際情報学部国際情報学科
Faculty-linkage Program(FLP)国際協力プログラム
Faculty-linkage Program(FLP)環境プログラム
Faculty-linkage Program(FLP)ジャーナリズムプログラム
Faculty-linkage Program(FLP)スポーツ・健康科学プログラム
Faculty-linkage Program(FLP)地域・公共マネジメントプログラム
大学院に進学する場合はさらに専門分野ごとに細分化されるので、その道のプロフェッショナルになれることも特徴です。
「キャンパスが立派」第8位(関東・甲信越)
中央大学は、「キャンパスが立派」な大学ランキング第8位に入っています。
八王子市の広大な敷地を活用したメインキャンパスが有名であり、各学部ごとに独立した施設を保有しています。
他にも、司法試験・公認会計士試験など難関専門資格対策をする人だけが入れる「炎の塔」や馬術や茶道ができる専門施設・広いフィールドなどがあることも特徴です。
サークルの部室が集まる「サークル塔」も独立しており、多彩なキャンパスライフが送れるでしょう。
「成長できそう」第10位(関東・甲信越)
中央大学は、「成長できそう」な大学ランキング第10位に入っています。
具体的には下記の要素が「中央大学に入ると成長できそう」というイメージづくりに貢献しています。
・専門分野ごとに細分化されたカリキュラム
・学部横断式による総合的な学習もできる制度がある
・司法試験や公認会計士試験の受験準備に特化した研究施設がある
・理系学部向けの実験設備が充実している
・スポーツ用のフィールドや体育館など設備が多い
・起業家志望向けのセミナーや勉強会が定期開催されている
・多彩なサークルがあり趣味趣向に合わせて所属できる
ただ高学歴な大学に入るだけでなく、その後のキャンパスライフやキャリア形成の充実度合いを重んじたい人にこそ、中央大学がおすすめです。
「サポートが手厚い」第10位(関東・甲信越)
中央大学は「サポートが手厚い」大学ランキング10位にも入っています。
学生生活を支える下記のようなサポートが提供されているので、困ったときは指導教員・学部事務室などに相談してみましょう。
・多彩なキャリア形成を支援するキャリアサポート
・豊富な姉妹校と連携した留学支援
・難関国家資格受験をサポートする研究室
・各業界に散らばるOG・OBによる就職情報の提供
・サークル活動や部活動を支援する学友会や中央大学スポーツ連盟など
・学生の住まいや生活サポート
・パソコン、免許合宿、卒業旅行、学用品の割引など
勉強に集中できる環境であることが、長く中央大学の人気を支えているのかもしれません。
まとめ
中央大学を受験するときは、あらかじめイメージや口コミを調べて自分の理想に近い大学か判断しておくのがおすすめです。
入学してからの後悔を防ぐためにも、オープンキャンパスなどの機会を積極的に活用してみましょう!